きよた診療所とは・ごあいさつ

山登りの途中。木かげでホッとひとやすみ

長い旅の途中。木陰でホッとひとやすみしませんか。長い旅の途中にひと休みができる、木陰の存在でありたいと思います。木漏れ日のなか、そよぐ風が泉に広がる波紋のように疲れた旅人の心に届き、笑顔を取り戻す。そしてゆっくり立ち上がり、旅を続けてもらえる診療所を目指します。

ごあいさつ

原点
但馬で生まれ、神戸で六甲山・摩耶山を身近に感じながら育ちました。
大学生の時も休みがあれば、信州の山に登っていました。初めて信州の山を
1週間かけて縦走した時に、地平線上の遥か彼方にある山が今日目指す山だと知り
「ぜったい!無理!!」と驚愕したことをよく覚えています。
しかし重い荷を担ぎ、喘ぎながら一歩一歩進んでいくと
不思議と目指した山にたどり着いたのでした。
いつか安心できる場所へたどり着ける。
私は、山登りを通して、「方向を見定めて一歩を踏み出せば、
いつかはたどり着ける」ことを体感しました。
「方向を見定めて一歩を踏み出していく」という想いを
精神科医としての自分の原点としてこれからも歩んでいきたいと思います。
診察室の窓から。
診察室の窓から見渡せる、雌岡山(めっこうさん)に見守られながら、
患者さん、おひとりおひとりの声に耳を澄ませていきたいと思います。
診察室

目指していく姿・方向性

患者さんが今日や明日を、来週や来年を、希望を持って暮らしていける診療所を目指します。

身近にあって、こころの悩みを気楽に相談できる診療所として
症状に伴う苦痛の軽減に努め、回復への意欲を育み
患者さんそして家族が、希望を持って暮らしていくために
共に病気と向き合い、共に歩む医療の実践に努めて参ります。

看板

目指していく姿・方向性

平成5年に神戸大学医学部を卒業し、大学病院で精神科医として歩み始めました。
その後、県立尼崎病院,精神科病院での勤務を経て平成15年~18年まで西神戸医療センターで勤務し、その後は仁恵病院で仕事をしていました。
開業を考え始めた頃に、吉村神経内科の吉村先生より継承のお話を頂きました。
吉村神経内科のゆったりとした雰囲気は、今ではなくなりつつある、しかし治療において非常に大切だと思います。
吉村先生が築き上げた治療構造をぜひ引き継ぎたいと考え、承継を決断しました。

似顔絵