心地よい眠りについて

眠りから、不安を和らげませんか。

きよた診療所は、長い旅の途中で、ひと休みができる木陰の存在でありたいと思います。
木漏れ日の中、風そよぐ穏やかな木陰で疲れを癒しゆっくり腰を上げて旅を続けてもらえる診療所を目指します。

質の良い睡眠を取る方法

太陽の光を浴びましょう。
睡眠不足でも朝日を浴びると体がリセットされると言われています。
起きる時間を一定に定めましょう
起きる時間を一定に保つ方が熟睡度は向上します。
午前中か午後の早い時間に運動しましょう。
研究結果によると毎朝30分運動をする人は眠りにつきやすいと解っています。
規則正しく、3度の食事をとる
朝ご飯は胃腸にある体内時計を起こしてくれます。
食事は寝る2時間前までに。
深夜に胃にもたれるものを食べると消化に負担がかかるため、睡眠を妨げます。
夜更かししないために、やりたいことは朝やりましょう。
とりあえず、朝起きてやろうと思って寝て、朝眠かったらそのまま寝ていればいいのです。
布団に入る前には、リラックスしましょう。
軽めの本を読んだり、好きな音楽を聴いたり、ぬるめのお風呂に入ると気持ちが落ち着きます。
(冬の室温は15~20度ぐらい)。
寝る前に画面を見る時間を減らしましょう。
寝る前にTVやパソコンのモニタなどの光を発するデバイスを使うと、脳は別の刺激を受け、
不自然な覚醒状態になってしまいます。

監修:日本大学医学部精神医学系主任教授 内山 真 先生
出典:睡眠障害の対応と治療ガイドライン(内山 真編 株式会社じほう2002)

ご存知ですか?「睡眠禁止帯」

  • 体が活動的になるため、眠ってはいけない「睡眠の時間帯」があります。
    体温は1日24時間の中で一定の変動をしています。睡眠中には体温は下がり続けますが、目覚める直前に上昇に転じ、日中は体温が上がり続けます。体温のピークは、寝る前の3~4時間前くらいです。具体的には、夜の19時~21時くらいです。この時体はもっとも活動的な状態になっています。眠るのがもっとも難しい時間になるため、睡眠禁止帯と呼ばれています。
    この時間帯に眠ろうとすると、逆にストレスを感じてしまいます。睡眠禁止帯には軽い運動をして体温を上げておくと、その後の体温下降がスムーズになり、睡眠物質もさらにたまり、より眠りやすくなります。